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棚橋弘至IWGP王座初防衛に失敗!
新王者は26歳のスイッチブレイド。
text by
原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2019/02/12 12:30
2013年にプロレスラーとしてデビュー後、イギリスのインディー団体で活躍。2015年1月に新日に入団したニュージーランド生まれのジェイ・ホワイト。
新日に来てわずか4年で頂点へ……。
「スイッチブイレド・ショーを見てくれたか?
ショックを受けてるのかもしれないけど、オマエたちの気持ちなんて、オレにはどうでもいいことだ。オレのメッセージがしっかりと伝わっていれば、それでいい。
オレは言ったことをやってきた、やるべきことをやってきた。棚橋もレフェリーも団体も止められなかった自分自身の強さで、チャンピオンになることができた。
プロレスを始めてから6年、ニュージャパンに来てからわずか4年でトップにのし上がって、最高の栄誉を得ることができた。
多くの選手がどんなに願っても手にできない、このベルトを手にすることができた。
オレは世界を変える準備ができている。誰もオレを倒すことなどできない。この団体だけじゃなく、世界のトップに立ったスイッチブレイド、ジェイ・ホワイトはナンバーワン・アスリートだ」
ベルトをMSGに持っていく!
「プロレス界だけじゃない、スポーツエンターテインメントのトップと言ってもいい。それだけに、多くの役割を背負っている。オレは天才なんだ」
第68代IWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトは王者として4月、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)に乗り込む。
「MSGの話か? もちろん、そこにこのベルトは持っていく。それまでオレは防衛戦をするつもりはないからな」