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U-19代表が難敵・北朝鮮を撃破。
久保建英らが狙うU-17W杯の雪辱。

posted2018/10/22 12:30

 
U-19代表が難敵・北朝鮮を撃破。久保建英らが狙うU-17W杯の雪辱。<Number Web> photograph by AFLO

直接FKで得点した直後、チームメイトたちとお互いを称え合った久保建英。

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安藤隆人

安藤隆人Takahito Ando

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 試合を動かし、決着をつけたのは「2000~2001年生まれ」の選手達だった。

 AFC U-19選手権インドネシア2018のグループリーグ初戦。10月19日に行われた、U-19日本代表vs.U-19北朝鮮代表戦は、難しい試合になるとの戦前予想とは裏腹に、5-2で日本が圧勝した。

 8分、中央右寄りの位置で2001年生まれのFW久保建英(横浜F・マリノス)がボールを受けると、そのまま中央にドリブルで運ぶ。DFラインがバラバラだった北朝鮮の状況を見て、左サイドから、今大会のチーム最年少であるFW斉藤光毅(横浜FCユース)が抜群の動き出しで裏のスペースへ走り出した。

「中にカットインして来た時に、ちょっと『誰が(マークに)行くんだ』みたいな感じでギャップが生まれる。あそこは斉藤選手の動き出しが良くて、それが見えていたのでパスを出しました」と、久保は斉藤へ糸を引くようなスルーパスを送りこんだ。完全に抜け出した斉藤のシュートは惜しくもGKに止められるも、こぼれ球を再び斉藤がゴールに蹴り込んで、日本の今大会オープニングゴールを挙げた。

「2001年生まれコンビ」の息の合った連係が生み出した、チーム全体の緊張を解きほぐす貴重な先制弾によって、試合の流れは一気に日本に傾いた。

北朝鮮のカウンターで同点とされるも。

 19分、MF藤本寛也(東京ヴェルディ)のクサビの縦パスを受けた斉藤がボールを収めて相手DFを引きつけておいて、左のスペースに顔を出したMF伊藤洋輝(ジュビロ磐田)へパス。このパスを受けた伊藤が約30mの強烈ミドルを叩き込み、リードを2点に広げる。

 一方で、北朝鮮のカウンター攻撃の前にミスが目立ち始めると、36分に失点。さらに41分にはPKを献上し、これを決められて試合を振り出しに戻された。

 しかし2-2で迎えた後半、嫌な流れを変えたのは久保、そして63分に投入された2000年生まれのFW宮代大聖(川崎フロンターレU-18)だった。

【次ページ】 久保のFKで一気に流れを戻した!

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