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再びジェイミー・ジャパンの一員に。
期待の若手、松橋周平がケガから復帰。
text by
多羅正崇Masataka Tara
photograph byMasataka Tara
posted2018/07/16 08:00
24歳にしてリコーでは副将もつとめる松橋周平は、2019年のワールドカップへの意欲を隠さない。
世界的にハイレベルな、日本のFW第3列。
代表復帰は到底、生易しくない。なにしろ松橋のポジションである日本代表のFW第3列は、世界的に見てもハイレベルだ。
W杯2大会連続で日本代表主将を務めることが濃厚なリーチ マイケル。すっかりスーパーラグビーのスター選手となったアマナキ・レレイ・マフィも競争相手だ。
「みんなすごい選手ですし、それぞれの持ち味があります。僕も普通の選手にはなっちゃいけない、日本代表のバックローは“スペシャル”じゃないといけないと思っています。全部のプレーを高いスタンダードでやることはもちろん、ブレイクダウンであったり、ボールキャリーの部分をさらに磨きたいと思っています」
2019年秋、ジェイミー・ジャパンはいよいよW杯本大会という嵐の中を航海する。乗組員は限られている。しかし幾度も荒波を乗り越えてきた松橋は、自信に満ち溢れている。どんな場所にも辿り着ける。精悍な眼がそう言っている。