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再びジェイミー・ジャパンの一員に。
期待の若手、松橋周平がケガから復帰。 

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多羅正崇

多羅正崇Masataka Tara

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photograph byMasataka Tara

posted2018/07/16 08:00

再びジェイミー・ジャパンの一員に。期待の若手、松橋周平がケガから復帰。<Number Web> photograph by Masataka Tara

24歳にしてリコーでは副将もつとめる松橋周平は、2019年のワールドカップへの意欲を隠さない。

サッカーの西大伍に言われた一言。

 2017年11月、東京・品川の病院で、松橋は右膝にメスを入れた。約3週間の入院のあと、12月から国立スポーツ科学センター(JISS)でリハビリ。そこで、同じく競技復帰を目指すトップアスリートたちと出会った。

「サッカー、ビーチバレー、陸上、フェンシング、BMX……。いろんなジャンルの選手がいました。そして今では食事会するくらい仲良くなりました」

 松橋はそんな仲間のひとり、鹿島アントラーズの西大伍に、代表復帰への焦りを相談したことがある。西からは、現状ではコーチの評価を変えることはできない、と諭された。「焦ってもしょうがない」と納得できた。

 競技の枠を越えた仲間、新たな考え方と出会いが刺激的だった。リハビリ中に手にした財産は他にもあった。

 明大ラグビー部の理学療法士も務める真木伸一氏の個人ジムで、それまで感覚に頼っていた身体操作を見直した。「切り返しやダッシュがスムースになりました」。今後のキャリアを見据え、プレーの基礎作りに専念することができた。

日本代表に控える超弩級のビッグマッチ。

 ピッチ外でも大きな変化があった。今年4月からプロ選手になったのだ。

「大学時代からプロという選択肢はありました。リコーには日本人がプロになれる制度があるので、そこは(選んだ理由として)頭にはありました」

 今年11月、日本代表は超弩級のビッグマッチを控えている。世界最強のニュージーランド代表“オールブラックス”、そして前日本代表指揮官エディー・ジョーンズが率いるイングランド代表と対戦するのだ。

「11月は僕のターゲットですが、その前にトップリーグという、目の前の大きな目標があります。そこを1つずつクリアしていったら、そこ(11月の日本代表戦)にたどり着くだろうと思っています」

 代表復帰の確約はもちろんない。

「ただ、一応サンウルブズにも参加させてもらっていたので、見てはもらえると思います。そこでしっかりアピールすることが僕の仕事です」

【次ページ】 世界的にハイレベルな、日本のFW第3列。

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