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打者・大谷翔平と投手・大谷翔平は、
ひとつの心と体で、どう共存してる?
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byAFLO
posted2018/04/13 11:40
4月8日の本拠地初登板では7回無失点の快投で2勝目。11日には8番・DHで出場して先制タイムリーを放った。
期待は応えるものじゃなくて超えるもの。
あれから2年が経った2018年、舞台はメジャーリーグに移る。アメリカの地でも、大谷の評価は日本での5年間と同じように推移しそうだ。まずは4月1日のメジャー初勝利でピッチャーとしての評価を高めると、その2日後から3試合連続ホームランでバッターとしての実力を示した。
すごいピッチャーだと誉められたときほど、すごいバッティングをする。バッターとしての才能を認められたときほど、圧倒的なピッチングを見せる。
そうした大谷の傾向は、上述の2016年の取材で語られた次の言葉に集約されている。
「でも、高校の頃から言われてきたのは、期待は応えるものじゃなくて“超えるものだ”ということ。おそらく『翔平はここまでやってくれるだろう』と監督が思う、そのもう1つ上を行けたらいいんじゃないかと思いますね(笑)」
はたして大谷は今シーズン、どれだけ私たちを驚かせてくれるのだろうか。
Number950号は、メジャーリーグ開幕特集。ベースボールライター・石田雄太さんが大谷翔平選手の二刀流挑戦を追う好評連載「野球翔年」も、アメリカ編がスタートしました。
また、「先入観は可能を不可能にする」「期待は応えるものじゃなくて超えるものだ」といった、これまで弊誌に掲載された大谷選手の名言をまとめた「童心と哲学の野球語録」も掲載されています。詳しくは本誌を是非、お読みください。
また、「先入観は可能を不可能にする」「期待は応えるものじゃなくて超えるものだ」といった、これまで弊誌に掲載された大谷選手の名言をまとめた「童心と哲学の野球語録」も掲載されています。詳しくは本誌を是非、お読みください。