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19年ぶりラグビー大学日本一へ!
明大で花開く早熟の天才、梶村祐介。
text by
大友信彦Nobuhiko Otomo
photograph byNobuhiko Otomo
posted2018/01/06 08:00
紫紺のジャージのフィニッシャー役を務める梶村。メイジファンの希望として、日本一を狙う。
「帝京もメイジが勝ち上がって嫌だと思う」
そして、梶村は言葉に力をこめた。
「決勝に出られるのはうれしいけれど、ここで勝たないと意味ないです。帝京は強い。隙のないチームだと思うけれど、11月のときからどっちがより伸びているかといえばこっちだと思う。
帝京も、メイジが勝ち上がってきたことは嫌がってると思う。秩父宮にもメイジのファンがいっぱい来てくれて、ホームみたいな雰囲気になると思うし(笑)。個人的には、全国大会の決勝は中学生の時以来。高校大学では初めてなので、その舞台に立つのがホントに楽しみです」
高3で日本中のラガーマンから羨望のまなざしを浴びた早熟の天才が、いくつもの試練を経て、大学ラストイヤーのラストマッチで、悲願のタイトル取りに挑む。