話が終わったらボールを蹴ろうBACK NUMBER
大宮降格回避へ得点量産モード!
江坂任の“消えてから決める”技。
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph byN.O.ARDIJA
posted2017/07/17 07:00
群馬で活躍した選手が大宮に移籍し、主力に定着パターンが近年増えている。江坂はその代表例と言えるだろう。
もし江坂-大前-横谷ラインが川崎のようになれば。
今後、江坂-大前-横谷のラインが、もし川崎の小林悠-阿部浩之-中村憲剛のようになれば、相手の脅威は増すはずである。そこにおのずと江坂の得点が増えていけば、より“恐い選手”になっていくだろう。
J1リーグは2週間の中断期間に入る。
大宮はアグレッシブなサッカーに転換し、まずまずの結果が出ている。さらにFWマルセロ、MFカウエら新加入の選手がレギュラー争いを激化させていくだろう。油断は禁物だが、J1残留に向けて明るい兆候が見えているのは確か、である。
キャンプ期間中に選手が4-1-4-1の戦術理解度を深め、より機能的に動くことができれば決戦の秋に向けていいチーム状態で臨めるはずだ。
その先頭には、もちろん7番のエースが立つことになる。