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メジャー時代から同じルーティン。
DeNAロペスの「変化しない」強さ。 

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日比野恭三

日比野恭三Kyozo Hibino

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photograph byKyodo News

posted2017/05/03 08:00

メジャー時代から同じルーティン。DeNAロペスの「変化しない」強さ。<Number Web> photograph by Kyodo News

4月30日の満塁弾後、筒香嘉智らと喜びを露わにしたロペス。日本野球の水が合った助っ人スラッガーとして記憶に残ることになるだろう。

「可能な限り、日本で野球を続けていきたいし……」

 昨シーズン、オフを待たずに、球団との間で2018年までの2年契約を締結した。年俸総額は4億6000万円プラス出来高(金額は推定)。だがロペスからは、「これで安泰」などという思いは微塵も感じられない。

 チームに帯同するスタッフが感心していた。

「広島とか大阪の遠征から帰る時は、新横浜にお昼ぐらいに着く新幹線で移動する選手が多いんですけど、ロペスは始発に乗ってますよ。それで、夜には普通にナイターに出てますからね」

 春季キャンプでは体を回復させるためにと、5時50分に起床して早朝6時からホテルの大浴場のサウナに行っていたし、試合前の練習でも手を抜くような姿を見せたことがない。

 プロフェッショナリズムの塊は、自身という「個」に目が向くことをあまり好まず、先述の一問一答のとおり、決まって「みんなも」と二の句を継ぐ。なぜならロペスは自分が活躍したいというよりも、あくまで「試合に勝ちたい」のだ。

 ベースボールとは1人で勝てるスポーツではないと考えるからこそ、「みんなのため」「チームのため」の精神が心の大部分を占めるのだろう。

「可能な限り、日本で野球を続けていきたいし、ここ日本でキャリアを終えたい」

 現役選手として、そして日本の住人として、2020年の東京オリンピックをその目で見られることを、ロペスは願っている。

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#ホセ・ロペス
#横浜DeNAベイスターズ

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