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浦和、1試合平均3得点が射程圏!
シーズン最多ゴールは'98年の……。
posted2017/05/02 11:30
text by
茂野聡士Satoshi Shigeno
photograph by
URAWA REDS
今シーズンのJリーグは、各種ゴール記録が注目を浴びている。
J1第8節の川崎フロンターレvs.清水エスパルスでは清水の金子翔太がJ1リーグ戦通算2万得点目を決めて、歴史にその名を刻んだ。
J2、J3に視野を広げれば「史上最年長ゴール」、「史上最年少ゴール」の見出しがメディアで躍った。説明不要とは思うが、前者は三浦知良(横浜FC)が50歳14日、後者は久保建英(FC東京U-23)が15歳10カ月11日で記録を更新している。
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サッカーの醍醐味であるゴール。しかし注目されるのは得点王など個人のゴール数であり、チーム総得点が取り上げられることは意外と少ない。ファンの方で順位表を見る際に「ひいきのクラブ順位と勝ち点、得失点差」をチェックした後に「得点数もしくは失点数」を見る、という人も多いだろう。
浦和のゴールラッシュがJでもACLでも止まらない!
その総得点で一際目立っているのが、浦和レッズだ。まだシーズン3分の2を残す段階だが、Jリーグ史に残るハイペースぶりとなっている。
30日に行われた大宮アルディージャとの「さいたまダービー」では無得点に終わったものの、浦和が公式戦で無得点に終わったのは、何と43試合ぶりのこと。今季リーグ戦では第6節のベガルタ仙台戦の7-0勝利をはじめ、第8節終了時点で挙げたゴール数は計24。1試合平均3ゴールをマークしていたのだ。
またアジア・チャンピオンズリーグでも、決勝トーナメント進出を決めたウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦を6-1で圧勝。グループステージ5試合終了時点で平均得点「3」を超える18ゴールと、ミハイロ・ペトロビッチ監督率いるチームの攻撃力は東アジア随一、と言っても過言ではない。
浦和がマークしている圧倒的なゴールペース。果たして過去の記録と比較しても圧倒的な数字なのだろうか? そこで過去のJリーグの最多得点チームを調べてみた。