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ハメスとイスコはレアルを去るのか。
ジダンの起用問題にバルサまで参戦!? 

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横井伸幸

横井伸幸Nobuyuki Yokoi

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posted2017/04/13 11:30

ハメスとイスコはレアルを去るのか。ジダンの起用問題にバルサまで参戦!?<Number Web> photograph by Getty Images

イスコが抱えた子供をなでるジダン。しかしたとえ人間関係が良好でも、試合で自分を使わない監督に好意を持つ選手は多くない。

24億円の入団ボーナスを用意して待つバルサ。

 実際、2月末の時点で、イスコの父親は息子に対するバルサの関心を第三者から伝えられたことを認めている。

 また、その1カ月後にはエル・パイス紙のベテラン記者が、バルサがイスコに対し年俸とは別に2000万ユーロ(約24億円)の入団ボーナスを約束したことを明らかにしている。

 こうなるとマドリーものんびりしていられない。'13年の夏アンチェロッティ新体制の目玉の1人として獲得したタレントを十二分に活用することなくライバルへ、しかも無償で譲るなんて、チームプランニングの実質的責任者であるペレス会長の面目丸つぶれだ。

 イスコの引き留めが戦力維持以上の意味を持つようになったことを受け、マドリーは現状の3倍近い手取り600万ユーロ(約7億円)の年俸と'23年あるいは'24年までの契約期間延長をイスコ側にオファーし始めた。

 交渉次第で700万ユーロ(約8億2000万円)まで出す用意があるというが、これはC・ロナウド、ベイル、セルヒオ・ラモス、ベンゼマに次ぐチーム5番目の高額だ。

 もっともクラブがどれだけイスコ残留を求めようと、ジダンの考えは変わらない。彼の攻撃陣はまずBBCありきで、2列目の2つのポジションにはクロース、モドリッチ、コバチッチ、ルーカス・バスケス、イスコをこの順番で使っていくことになっている。

「イスコは契約延長に前向きになってきた」と報じるマドリー発のメディアもあるが、さてどうなることやら。

バルサのポテトチップス事件。

 ところで先日イスコがインスタグラムに上げた友人たちとの食事写真にバルサのポテトチップス(エンブレムが付いた青エンジ色の袋入り)が映っていた。

 その場の誰かが気付いたのだろう、直ちにポテトチップスなしの写真に差し替えられたが、時すでに遅し。すわバルサ入りを決断かと話題になってしまったため、翌日イスコはツイッターで釈明せざるを得なくなった。

 そこで明言したのは、ポテトチップスは彼をからかうために友人が持ってきたもので、彼自身は「食べてもいない」こと。

 それから「バルサには行かない」だった。

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