金トレ!実践編BACK NUMBER
第4回 フルマラソンを攻略する
text by
川上康介Kosuke Kawakami
photograph bySports Graphic Number
posted2011/01/30 08:00
目標:サブ4 結果:3時間50分49秒 NAHAマラソンではオーバーペースになり後半大失速してしまったので、今回は自分のペースで走りサブ4達成を目標にした。手にサブ4で走るための5キロごとの時間をかいてレースにのぞんだ。でも最初の5キロで5分ちょうどとオーバーペース。「金トレ!」で金さんが最初の5キロが肝心と言っていたのが頭をよぎり、キロ5分25~30秒で走るよう我慢した。終始キロ5分20~30秒で走れた。30キロをすぎ気持ちが弱くなったときは応援に助けられた。単純なので応援をいっぱいもらったらラップがはやくなってた。だから沿道のそばを走るようにし、いっぱい応援をもらいにいった。
最後は自分に負けたくないという気持ちと金さんに「サブ4無理」といわれ見返してやる!(笑) という気持ちで走りきれた。ゴールした後は感無量でした。「金トレ!」でお話しされていたペースコントロールのおかげで失速することなく自分のペースで走りきれました。ありがとうございました!! 本当に楽しくて素晴らしい大会でした。
目標:完走 結果:5時間00分08秒 本番直前の「金トレ!」は、初フルの自分にとって勉強になることばかりでした。特に「レース・マネジメント」の講義で触れた“理想的なペース配分”のお話は、とてもためになりました。本番で実践したところ、20km通過時の疲労や息苦しさが以前走ったハーフに比べて、かなり軽減されていると実感できました。また、受講者からの質問の多くが実体験を元にしたもので、トイレや給水、本番後のケアなどのお話も聞くことができ、本番で慌てることなく対処できました。初フル完走は「金トレ!」のおかげです。ありがとうございました!!
目標:35分台(10km) 結果:36分36秒 湘南国際マラソンは10kmに出場し、結果は36分36秒(グロス)でした。パーソナルベストを6秒更新しましたが、目標の35分台を達成する事が出来ず非常に悔しいです。今までは、「速く走るにはどうすれば良いか?」という答えも分からずガムシャラにトレーニングしていました。しかし今回の「金トレ!」で金さんに効果的なトレーニングを教えていただいたので、今後はそれを実践していこうと思います(湘南国際は練習する時間がありませんでしたww)。夢は箱根駅伝ペースの30分台です!
目標:サブ3 結果:2時間55分27秒 目標としていた3時間を切ることができました。 湘南国際マラソン直前に企画された「金トレ!」でのアドバイス、「タイムの貯金は、カラダの借金」を何度も自分に言い聞かせ、前半はとにかくイーブンペースを心がけました。 このアドバイスがなければ、大会の雰囲気、周りのペースに惑わされ、オーバーペースで自滅していたと思います。終盤は疲れが出てペースダウンしましたが、その時も「どんな人でもキロ8分台で走れる!」という金さんの言葉を思い出し、絶対に行けると自分に言い聞かせ、最後は笑顔でフィニッシュできました。
目標:完走 結果:4時間50分55秒 正式な記録はまだ出ていませんが、グロス5時間11分台、ネット4時間52分前後(手元時計です)でした。特に「給水時に太腿上側に水をかける」が効果絶大でした! 疲れを自覚してなかった第3給水所で試してみたら脚がすーっとしてとっても走りやすくなったので、その後すべての給水所でコップを3つもらい2、3口飲んだ残りは足にかけて走りました。他にも「給水所で止まらず歩く」「25~35kmあたりで無駄に力まない」など気をつけて走ったら「まだ走れる♪」と思える余力あるゴールができました。ネットタイムで5時間切り! 大満足のフルデビューができました♪ ありがとうございました。
目標:4時間30分 結果:4時間39分 当日は、目標の4時間30分には届きませんでしたが、自己記録を10分以上縮める4時間39分でゴールできました。「金トレ!」をいかして、カーボローディングや練習に取り組みました。レース・マネジメントについては「タイムの貯金は、カラダの借金」という言葉が印象に残りました。前回のレースでオーバーペースで後半失速した経験があったので、今回のレースでは金さんの言葉を肝に銘じ、序盤で上がりそうなペースを抑えたことが、好結果に結び付いたと思っています。今後は、4時間に少しでも近付け、やがてはサブ4を達成できるよう、「金トレ!」の教えをいかして精進したいと思います。
目標:サブ4 結果:3時間45分21秒 無事完走できました。金さんにランニング教室で教えていただいたように、また過去2回のオーバーペースの教訓から30kmまではゆっくり走りました。後半35km過ぎはさすがに疲れましたが、おかげで3時間45分21秒という自己ベストを達成しました。 本当にありがとうございました。次回来月の東京マラソン激走します!!
目標:3時間半 結果:欠場 昨年夏にフルを走って以来、週1のジョグ程度しか走ってなかった私。12月から練習を再開したものの果たして走れるのか不安で受けた講義でした。どんな練習をしてきたか一人ひとりに確認しながら、自分の力を過信せずに、いかにレースを組み立てるかが重要と話す金さん。距離走をまったくしてないこと、でも4時間そこそこで楽しく走りたいと思っていることを相談すると「かなりきついと思うよ」という答え。やはり……。練習内容そのままが出てしまうのがフルマラソン。今回は棄権しようと決意。ちゃんと練習して、次回はリベンジします。
目標:完走 結果:欠場 インフルエンザにかかってしまい、出場することができませんでした。 非常に残念だったのと同時に、ランニング教室に参加させていただいたのに結果を報告することができなかったことを誠に申し訳なく思っております。どうもすみませんでした。 体調管理もレースの一部と肝に銘じ、今後はより一層気をつけて取り組んでいきたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。
※ 文章中の「グロス」とはスタートのピストルが鳴ってからゴールまでのタイム(グロスタイム)のこと、「ネット」とはスタートラインを通過してからゴールまでのタイム(ネットタイム)のことです。
目標:サブ4 結果:3時間28分27秒 過去2度の経験から足がつるのは体質じゃないかと諦めていた矢先に投げられた「レース・マネジメント」というキーワード。意外にも金さんは足がつらない走り方ではなく、いかに試合巧者であることがマラソン攻略の第一歩であるかを教えてくれました。もう1つは「レース中には足を止めない」こと。今回ゴールしてみたらガクガクだったように、その足で走り始める(続ける)ことがどんなに困難か、過去を振り返っても納得することができました。結果は自己ベストを45分更新!