高倉麻子の名言
'20年にすべてを賭けるわけではなく、いつもすべてを賭けることこそが大切だと思っています。
高倉麻子(サッカー)
2017/03/26
2016年4月から新生なでしこジャパンを率いる女性指揮官は、「選手たちがチャレンジできる限界まで引き上げる。それが私の仕事」と自らの使命を語る。そのような考えがあるからこそ、3年後の東京五輪を「非常に楽しみではありますが、私はそこをゴールにするつもりはありません。そこですべてが決まるわけでもありませんし、その後もサッカー人生は続いていくわけですから」という位置付けで捉えている。「今日も明日も明後日も、やれることを着実に、継続的に行えば、大事な試合がきても慌てることはありません」とも。東京五輪も日々の鍛錬の途中にある、ひとつのトピックに過ぎないのである。
Number920号(2017/01/26)