オリンピックへの道BACK NUMBER

高梨沙羅と伊藤有希、最高の前哨戦。
超難関の五輪ジャンプ台を攻略! 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

PROFILE

photograph byKyodo News

posted2017/02/22 07:00

高梨沙羅と伊藤有希、最高の前哨戦。超難関の五輪ジャンプ台を攻略!<Number Web> photograph by Kyodo News

W杯歴代最多勝利に並び、笑顔の高梨。心技体すべてで得た安定感によって、20歳のジャンパーはさらに強くなる。

伊藤の成長によって、高梨との切磋琢磨が生まれる。

 また着地が巧みで、高い飛型点を得られるのが伊藤の強みだ。実際に平昌での2試合とも、飛型点は高梨を上回っている。

 高梨は17戦中14勝を挙げた昨シーズンと比べると、今シーズンの勝率は下がっている。連戦連勝というわけにはいかないのは、伊藤の成長あればこそ。高梨が納得いかないジャンプでも優勝できていた昨シーズンとの違いは、そこにある。

 2日間の大会を終えて、様々な難しさが実証された平昌のジャンプ台。その中にあって、プレ五輪大会で成果を出した高梨と伊藤にとっては、1年後への糧となる試合となった。

 2月22日にはフィンランドで世界選手権が開幕する。これまで3度出場している高梨だが、優勝したことはない。一方の伊藤は前回大会で銀メダル。今季はともに頂点を目指す戦いとなる。

 両者にとって、世界選手権もまた、足場を確実にするための重要な大会となる。

コメントする・見る

関連コラム

BACK 1 2 3

この記事にコメントする

利用規約を遵守の上、ご投稿ください。

高梨沙羅
伊藤有希
平昌五輪
オリンピック・パラリンピック

冬季スポーツの前後のコラム

ページトップ