吉田秀彦の名言
緊張? なかったね。ホイスがなんぼのもんじゃと思ってたし、まだ柔道の貯金があったからね。
吉田秀彦(格闘技)
2017/02/05
バルセロナ五輪での柔道金メダルをひっさげ、総合格闘技のリングに初めて上がったのは2002年8月28日、国立競技場で行われたホイス・グレイシー戦だった。満員の観客を前にしても、吉田には一切緊張はなかったという。レフェリーストップなしのジャケットマッチ特別ルールで対戦したが、吉田が袖車絞めの形に入った際に「ホイスが落ちた」とアピール。レフェリーストップのないルールであったにもかかわらず、レフェリーが試合をストップし、吉田が勝利。ホイス陣営は猛抗議したが、判定は覆らなかった。
Number752号(2010/04/15)