岩渕健輔、ラグビーW杯と東京五輪のためにBACK NUMBER
岩渕健輔がジョセフ体制初陣を語る。
経験値や連係より、まずフィジカル!
text by
岩渕健輔Kensuke Iwabuchi
photograph byAFLO
posted2016/11/17 11:30
ジェイミー・ジョセフ監督はスーパーラグビー優勝経験を持つ、まぎれも無い世界のトップ監督。3年後に向けてどんな策を用意しているのだろう。
世界ランクが同等の相手には互角以上に戦える。
いずれにしても、世界ランキングが同じくらいの相手(ジョージアは現在12位、日本は11位)と対戦した時には、ボール回しやフィットネスの部分で勝負できることが確認できたこと、福岡堅樹やレメキ ロマノ ラヴァといった7人制で五輪に出場した選手も15人制の代表で活躍できたこと、そしてなにより、まったく新しいチーム編成で難敵に競り勝ったことで、選手やスタッフは強い手応えを得たはずです。
今後は11月19日のウェールズ戦、そして26日のフィジー戦と、テストマッチは続いていきます。特に次のウェールズは、アルゼンチン以上の強敵になりますが、ファンの皆さんには、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチの元で新たに船出した日本代表に、引き続き、温かな声援を送っていただければ幸いです。
(取材・構成:田邊雅之)