G1クライマックスも「トランキーロ」。
“あっせんなよ”内藤哲也の代理業。 

内藤の技も、本当にやりたいことも……わからない。

　自らの運命は、すべて決め技「デスティーノ」に託している内藤。

　リバースのDDTなのだが、なんかクルクル回るので、どうなっているんだか、ここでも私はわからなくなってしまう。

　内藤は両国3連戦の最後の優勝決定戦のリングに上がるのは自分で、2度目の優勝も当然の流れだと、ちょっと“トランキーロ”に余裕たっぷりのようなのだ。

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　まあ、こういうレスラーが1人いてもいいじゃないか、と思う。みんな同じじゃつまらないから。

　プロレスが大好きなのは十分わかる。

　ああ、でもこの男やっぱりわからない。

　本当は何がやりたいんだ？