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高校球界に150km右腕が新たに2人!
島孝明と藤平尚真の“大物比べ”。
text by
小関順二Junji Koseki
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2016/05/30 10:30
最速150kmを記録した東海大市原望洋の島孝明。高校球界の最強右腕に名乗りをあげた。
都道府県大会は、もう近くに迫っている。
ここまで投手に絞って紹介したが、野手でも同じことが言える。私がいいと思ったのは中林幹弥(前橋工3年・外野手)、中沢航介(二松学舎大付1年・外野手)、山本晃大(浦和学院2年・外野手)、蛭間拓哉(浦和学院1年・外野手)、小川龍成(前橋育英3年・遊撃手)、飯島大夢(前橋育英2年・一塁手)、石橋康太(関東一1年・捕手)、村田雄大(横浜3年・外野手)、倉石匠己(東海大市原望洋3年・外野手)たちで、9人中1、2年生は5人。
春の地区大会は、新戦力や下級生のお披露目と言ってもよく、過去には田中将大がいた2006年の駒大苫小牧や、高橋光成がいた2013年の前橋育英が活躍した。
今年も1、2年生が夏の出場権を懸けた大会でどんなプレーをするのか。真価が問われる都道府県大会はもう1~2カ月後に迫っている。