“ユース教授”のサッカージャーナルBACK NUMBER
U-19代表がフランスに1-3完敗。
ボランチ中山雄太は何を感じた?
text by
安藤隆人Takahito Ando
photograph byTakahito Ando
posted2016/05/19 17:00
同い年にして世界トップレベルの相手と戦える水原JS杯。18歳の中山にとって、この衝撃の体験は、どう受け止められたのか。
中山のリベンジの機会が、U-20W杯であるように……。
Jリーグではある程度通用していたプレーが、フランス相手ではそうはいかなかった。しかも、同年代の相手にだ。
「今日の試合はJリーグに出ている、出ていない関係無しに、久しぶりの代表ということで思うところはあった。なのに3失点もして、悔いと課題が大きく残りました……」
この意識があるのなら、残りの試合ではきっちりと結果を出し、再びJリーグの舞台で躍動した姿を見せないといけない。
そして10月のAFC U-19選手権でより太くなったチームの柱となり、世界への扉をこじ開け、来年のU-20W杯で世界を相手に結果を示すこと。
願わくば中山雄太がU-20W杯でフランスと再戦し、ヌクンクとのマッチアップを制してチームを勝利に導き、胸を張ってあの言葉を言えるように――。