ラグビーPRESSBACK NUMBER
7人制ラグビーの祭典、香港セブンズ。
世界最高峰の大会はまるで音楽フェス!?
text by
松本宣昭Yoshiaki Matsumoto
photograph byNanae Suzuki
posted2016/04/19 17:00
日本は昇格決定トーナメントで優勝。昨季の降格から1シーズンでセブンズワールドシリーズコアチーム復帰を決めた。
来年はトップ・オブ・トップの戦いに日本も!
場内を一周し、取材エリアに現れた桑水流は、喜びと安堵が入り混じったような表情で、こう話した。
「世界中のファンと世界のトップ選手がこの香港セブンズに照準を合わせて集まってくる。僕自身も楽しみにしていましたし、ここで勝てたことがすごく嬉しいですね」
日本の勝利から約2時間後、コアチームによるトーナメントは、強靭なフィジカルでニュージーランドの高速パスワークを封じたフィジーが大会連覇を果たし、ワールドシリーズの総合順位でも首位をキープした。
フィジーの選手たちが優勝カップを掲げた瞬間、上空にはド派手な花火が打ち上がり、4万人によるQUEENの“We Are The Champions”の大合唱とともに、香港セブンズ2016は幕を閉じた。
来年は、このトップ・オブ・トップの戦いの場に、日本の選手たちが挑む。次回はノートとペンではなく、斬新なコスチュームを用意して香港スタジアムに向かおう、かな。
取材協力:キャセイパシフィック航空