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クリストファー・マクドゥーガル
『BORN TO RUN』の先に見える世界。 

text by

飯塚真紀子

飯塚真紀子Makiko Iizuka

PROFILE

photograph byMami Yamada

posted2015/09/30 10:00

クリストファー・マクドゥーガル 『BORN TO RUN』の先に見える世界。<Number Web> photograph by Mami Yamada

“アスレティシズム”を目指して。

 身体が痛くなることはしない。楽しいことをする。振り返ると、タラウマラ族は子供のように走るのを楽しんでいた。そして、ベアフット・テッドの強さの秘密もまた楽しむことにあった。マクドゥーガルは確信した。走る理由は楽しむことにある!

 マクドゥーガルは、毎日、住まいの近くの森を駆け回っている。途中、小川があれば飛び込み、岩があればよじ上り、丸太を見つけたら渡り、猫と出会ったら撫でる。走る距離も課さず、身体が休むタイミングを教えてくれたらそれに従う。そうすると、ランニングははるかに楽しいものになるからだ。

 森の中を駆け回る彼の姿。それはモンキーの動きに近い。彼はそれを“アスレティシズム”と呼んでいる。今、マクドゥーガルが目指しているランニングのスタイルだ。

マクドゥーガルはタラウマラ族やクレタ人の取材をする中で「ランナーではなく、むしろ、アスリートを目指すように」なったという。その真意は何か?
つづきは、雑誌「Number Do」、もしくはNumberモバイルでお読みください。

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#ベアフット・テッド

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