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イビチャ・オシム「日本にもう一度
行けるようならば、私もとても嬉しい」 

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イビチャ・オシム

イビチャ・オシムIvica Osim

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posted2015/09/03 12:50

イビチャ・オシム「日本にもう一度行けるようならば、私もとても嬉しい」<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

「イビチャ・オシムの『オシム問答』」、配信は隔週金曜日の予定です。

「優れた選手を抱えていても、プレッシャーも比例する」

オシム:ああ、だから交代にはもう少し時間がかかる。誰に決まるか何とも言えないが、彼らが大きな野心を持っているのは間違いない。チームのクオリティも高いから、人びとは代表に大きな期待を寄せる。だから(監督の)仕事は簡単ではない。ビッグクラブに所属する優れた選手たちを抱えていても、プレッシャーもそれに比例する。両刃の剣のようなものだ。

 ボスニアも状況は同じだ。ジェコがマンチェスター・シティーからローマに移籍した。ローマにはピアニッチがいるから、ふたりが一緒にプレーするのは悪いことではないのだが、それがさらに期待を盛り上げる。国民は多くを期待するし、メディアは大きく煽り立てる。はたしてふたりが国外のクラブで一緒にうまくやれるのかと。しかしローマのようなビッグクラブには、他にも素晴らしい選手がたくさんいる。またイタリア人の気質もある。彼らの外国人に対する要求は厳しく、少しでも問題が生じるとたちまち批判が起こる。

――そういう難しさは常にあります。

「ヴァイッドは日本を既にある程度把握しているだろう」

オシム:日本がこれからも正しい道を歩み、ワールドカップ予選を無事突破することを心から願っている。大きな問題に直面することなく、日本サッカーがこれからますます発展していくことを。それからヴァイッドと日本代表が幸運に恵まれることを。

 彼にとってはそう難しいことではないかも知れない。日本のことも選手のメンタリティも、彼はすでにある程度把握しているだろう。

――大仁会長とも直接話しています。

オシム:サッカーはどこでも同じだ。彼は世界の状況を良くわかっているし、世界中を回って日本人選手たちの動向を掴めるし、対戦相手の情報収集もできる。ドイツやイングランド、イタリア代表がどういうサッカーをするのか、彼はすべてを知ることができる。そこでプレーする選手たちのパフォーマンスが素晴らしければ、決して過小評価すべきではない。

――彼は海外でプレーする選手のほぼすべての試合をチェックしています。

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#イビチャ・オシム
#ヴァイッド・ハリルホジッチ

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