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名脇役として晴れ舞台へ。リビンストンの“復活”。
~大怪我乗り越えNBAファイナルへ~
posted2015/06/18 10:30
![名脇役として晴れ舞台へ。リビンストンの“復活”。~大怪我乗り越えNBAファイナルへ~<Number Web> photograph by Yukihito Taguchi](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/c/f/1500wm/img_cf95aa26dcf1b73cb0712ae67fb44d0e156691.jpg)
ウォリアーズとの契約は3年。大怪我以降、耐えに耐えてようやく見つけた“居場所”だ。
text by
![宮地陽子](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Yukihito Taguchi
11年前、ショーン・リビンストンはレブロン・ジェイムズのすぐ後を追いかけていた。ジェイムズが高校卒業と同時にNBA入りした1年後の'04年に、同じく高卒後にNBA入り。ジェイムズほど圧倒的ではなかったが、同年代の中では頭ひとつ抜けたサイズと能力を持ち、クリッパーズに4位でドラフト指名された。将来のオールスター選手として期待されており、自分でも、何でもできると思っていたという。
世界が一変したのは'07年2月。何ということのない速攻からのレイアップの着地に失敗し、膝のほぼすべての部位を断裂や脱臼する大怪我を負った。選手生命の危機にさらされただけでなく、故障直後には足を切断する可能性さえあったほどだ。まだ21歳の時だった。
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