eスポーツは黒船となるかBACK NUMBER
プロゲーマーのなり方、育て方。
日本初の完全給与制チームを直撃!
text by
八木葱Negi Yagi
photograph bySports Graphic Number/SANKO.inc
posted2015/06/12 10:40
日本初の完全プロゲーミングチーム『DetonatioN Focus Me』のメンバーたち。普段と試合中の表情のギャップに驚かされる。
初めて遊んだゲーム、家庭の厳しさは?
Q.初めてプレーしたゲームは?
Ceros「スーパーファミコンで『ボンバーマン』とか、『クロノ・トリガー』とかをやってた記憶があります。その後はPSや64で対戦ゲームが好きになって行きました」
Yumenoti「5歳の時に、ゲームボーイを買ってもらってポケモンをやっていました。PCゲームを始めたのも同じくらいです。スーパーファミコン、64、PSもありましたね」
Astarore「親がやっていたので、覚えていないぐらい小さい頃からやってました。スーパーファミコンの最初の『マリオワールド』とかが最初だと思います。PCゲームは中学校の同級生に誘われて始めましたね」
Hwang「『ウイニングイレブン』とか『モンスターハンター』も遊んでいましたが、15歳の時にPCで『ウォークラフト』というオンラインゲームを始めたのが本格的なスタートですね」
Rokenia「小学校の頃に、PCゲームの『GUNZ』をやったのが最初でした。韓国では、ゲーム機よりもPCのオンラインゲームが人気なんです」
Q.やっぱり友達よりもゲームは上手かった?
Ceros「上手い方だったと思います。他のゲームでも大会に出たりしていたので」
Astarore「新しいゲームを始めても、人より上手くなるのが早かったと思いますね」
Yutapon「全然人並みでしたね。下手ではなかったけど、トップクラスとかでは全くなかったです」
Hwang「実は、僕よりも上手い人はたくさんいました。プロになった時も『お前がプロ?』って言われましたよ笑」
Kazu「ハマったゲームは、大体1位になるまでやってました。同級生に誘われて始めても、すぐに追い抜いてしまった気がします」
Q.家庭のゲームへの厳しさはどうでしたか?
BonziN「1日1時間、とは言われてましたね。だからPS2を1時間やったら部屋へ戻って、ゲームボーイで5時間ぐらい遊んでました」
Yumenoti「小学校2年生から、親と一緒にオンラインゲームしていました」
Yutapon「ゲームを始めたきっかけも親がやっていたからだったので、厳しい家ではなかったと思います。時間制限も特にありませんでした」
Hwang「やっぱりゲームをしているのは、喜んではいませんでした。でも途中からは、半ば諦めて止めることもなかったですね」
Kazu「ゲームに夢中だったのでやっぱり心配されましたが、『進級して、犯罪を犯さないならどうぞ』という見守る感じでした」