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バイエルンが目覚めた“暴力性”。
「バルサの亜流」を超える時が来た。 

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木崎伸也

木崎伸也Shinya Kizaki

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posted2015/04/22 16:30

バイエルンが目覚めた“暴力性”。「バルサの亜流」を超える時が来た。<Number Web> photograph by AFLO

昨年はCL準決勝でレアル・マドリーに2戦合計0-5で大敗したバイエルン。グアルディオラ体制2年目、リーグも独走状態で、全ての力をCLにつぎ込んで優勝を狙っている。

“バルサの亜流”から抜け出すヒントは得られた。

 さすがにバイエルンは後半にガス欠となって1点を返されたものの、終了間際にシャビ・アロンソがFKを叩き込んで6-1で勝利。グアルディオラのズボンが裂けたことを笑いのネタにできるほどの完勝だった。

 とはいえ、このサッカーを持続できるかは未知数な部分もある。実際、後半途中にラフィーニャが足を痛め、途中交代を余儀なくされた。ピッチが闘技場と課し、体への負担は決して小さくない。

 それでも“バルサの亜流”から抜け出すヒントを見つけられたことは間違いない。

 今季のCLの決勝の舞台はドイツのベルリン。覚醒を完結させるには、絶好の舞台である。

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