スポーツ・インサイドアウトBACK NUMBER
長い渇きと新星の台頭。
~伏兵多きMLBポストシーズン~
text by
芝山幹郎Mikio Shibayama
photograph byGetty Images
posted2014/10/04 10:50
レギュラーシーズンの9月は主に2番で出場し、87打数33安打、打率3割7分9厘と打ちまくった青木宣親。
基本の構図は投高打低と、西高東低。
ナ・リーグの新顔も楽しみだ。たとえばドジャースでは、ジャスティン・ターナー(三塁手)とディー・ゴードン(二塁手)の進境が著しい。とくにターナーは、シーズン終盤の10試合で24打数11安打と絶好調だった。この打撃を維持できれば、ラッキーボーイとして脚光を浴びる可能性も十分にある。
対抗馬ナショナルズでも、ドゥルー・ストーレンという強力な抑え投手が3年ぶりに復活してきた。こちらも終盤10試合で、9回3分の1を投げて9セーヴ。防御率0.00、奪三振8という数字は驚異的だ。
とまあそんな具合で、私は今季のポストシーズンをナ・リーグ優勢と見ている。基本的な構図は投高打低と西高東低だが、ドジャースに代わってナショナルズが勝ち上がってくる可能性もなしとしない。とりあえずは、ディヴィジョンシリーズの行方を見守ることにしよう。