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村田諒太の前途を阻む、カザフスタンの実力者。
~ミドル級最強の敵・ゴロフキン~
posted2014/09/04 10:00
![村田諒太の前途を阻む、カザフスタンの実力者。~ミドル級最強の敵・ゴロフキン~<Number Web> photograph by BOXING BEAT](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/9/7/1500wm/img_97c378f8e3c9f65559060b6a20ac6b1f128633.jpg)
7月にニューヨークで行われた11度目の防衛戦では、強豪ゲールを3回TKOで一蹴した。
text by
![前田衷](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
前田衷Makoto Maeda
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BOXING BEAT
以前この欄で、村田諒太の将来性についてこう書いた。「これほどの才能・環境に恵まれていてなお、『世界王者になれる』と断言できないのは、ミドル級の王者たちが桁外れに強いからだ」と。
現在そのミドル級王者の中でも最強と目されるのは、WBAの「スーパー王者」に格上げされたゲンナジー・ゴロフキンである。カザフスタン生まれの32歳、これまでに残した数字だけでもその強さの一端は窺える。プロ転向後30戦全勝、27KO。'10年のWBA世界王座獲得以来、11度の防衛戦をすべてKO、TKOで挑戦者を撃退。この中には淵上誠と石田順裕の2人の日本選手も含まれる。
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