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最激戦区で世界を狙う村田諒太の多彩な“武器”。
~プロ4戦目KO劇を生んだ探究心~
posted2014/06/17 10:00
村田の第5戦は初秋に、そして年末にはいよいよ世界ランカーとの第6戦を予定している。
text by

前田衷Makoto Maeda
photograph by
BOXING BEAT
ミドル級金メダリストからプロ転向した村田諒太が、「自分のボクシングの原点」という京都のリングでメキシコのヘスス・アンヘル・ネリオを6回に倒し、KO勝ちをマークした。
「(観客に)少しフラストレーションを与えてしまった」と本人も反省したように、倒しにくい相手という前評判のネリオに会心のヒットを決められず、判定までもつれそうな展開だった。それでも積極的に攻め続け、最後は得意の右ストレートを多用する猛攻でネリオの戦意を削ぎ、KOに繋げたのは村田らしい。
これで4戦全KO勝ち。マッチメークを担当する帝拳ジムの本田明彦プロモーターによると、早ければ来年中にも世界王座に挑戦する計画があるという。
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