ヨハン・クライフの名言
問題は、姿勢なのだ。何を目指し、何を勝ち取ろうとしているか、なのである。
ヨハン・クライフ(サッカー)
2014/05/16
'06-'07シーズンのリーガ・エスパニョーラを制したのはレアル・マドリーだったが、優勝に導いたファビオ・カペッロ監督は解任された。メディアはクラブ側の決断に疑問を呈したが、クライフは「私にとっては何の驚きでもなかった」という。「エンターテインメント性を軽視し、リアリズムに徹するカペッロの解任は、至極当然の帰結であったと言える」「フットボールとは人々を楽しませるために存在している。もし選手たちがゲームを楽しめなかったら、そのうえ人々を楽しませることが出来なかったら、フットボールとしての価値がなくなってしまう。とりわけ、レアルのようなビッグクラブにとっては」──ただ勝てばいいというものではないのだ。
Number687号(2007/09/13)