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福西崇史の「予想」を超えた2人。
大久保と青山、ポジティブな驚き。 

text by

細江克弥

細江克弥Katsuya Hosoe

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photograph byNaoki Nakanishi/JMPA

posted2014/05/13 11:30

福西崇史の「予想」を超えた2人。大久保と青山、ポジティブな驚き。<Number Web> photograph by Naoki Nakanishi/JMPA

2010年南アフリカW杯、カメルーン戦に臨む大久保。ザッケローニ監督になってからの代表招集では、2012年2月のキリンチャレンジカップにおけるアイスランド戦(3-1で勝利)以来となる。

 5月12日、W杯に臨む日本代表メンバー23名が発表された。指揮官ザッケローニが選んだ23名について、福西崇史氏はどのように見たのか。発表直後に聞いた。

――発表されましたね、23人のW杯登録メンバー。印象としては、どうですか?

「予想、外れちゃったね(笑)」

――そうですね(笑)。事前の予想と比較すると“2人外れ”ということになりました。[細貝萌→青山敏弘]、「豊田陽平→大久保嘉人」の2枠です。でも、考え方としてはほとんど同じだったと思います。

「うん、そうかもしれない」

ザッケローニの「一歩踏み込んだ」決断。

福西崇史
1976年9月1日、愛媛県出身。新居浜工を卒業後、ジュビロ磐田に入団。日本屈指のボランチとして磐田の黄金時代を支える。2002年日韓W杯、2006年ドイツW杯に出場。FC東京、東京ヴェルディを経て2009年1月に現役を引退。「メルマガNumber」にて「福西崇史の『考えるサッカー』」を配信中。

――福西さんには、どちらかと言えばこれまでの“保守的なザッケローニ”のメンバー選考として予想してもらったわけですが、最終的には、ザッケローニ自身がもう一歩踏み込んだ決断をしたというか。

「そう、今回のメンバー選考については、最後の迷いどころでどういう決断をするかがポイントだった。そういう意味では、考えられる可能性の中で、ザッケローニ本人が言うように『攻撃的』な決断をしたということだと思う」

――はい。「考えられる可能性」がはっきりしていたからこそ、大きな驚きもありませんでした。

「そうだね。ザッケローニの頭の中がよく整理されていることが感じられるし、どこで悩んだのかも分かる。だからこそ、大きな驚きはない。『なるほど』という感じかな。個人的には、すごくいいメンバー構成だと思う」

――はい。そういう意味では、大久保の選出も決してサプライズではない気がします。

「そう思うよ。まあ、サプライズと言えばサプライズだけど(笑)、可能性としては十分に考えられたわけだからね」

【次ページ】 メンバー選考に関しての2つのポイント。

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