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トップ5と代表選考。
~Vリーグ成績で見る女子バレー~
text by
小川勝Masaru Ogawa
photograph byYUTAKA/AFLO SPORT
posted2014/05/11 10:30
レギュラーシーズンのサーブレシーブ成功率がトップだった久光製薬の新鍋理沙。これで今シーズン久光製薬は皇后杯との2冠となった。
Vプレミアリーグ女子は、久光製薬の2連覇で幕を閉じた。
しかしセミファイナルが終わった時点での、4強の順位はちょっと意外な結果だった。レギュラーシーズンは1位・久光製薬、2位・東レ、3位・岡山、4位・トヨタ車体だったが、セミファイナルラウンドは次のような順位だったのだ。
1位・岡山(2勝1敗)。
2位・久光製薬(2勝1敗)。
3位・トヨタ車体(2勝1敗)。
4位・東レ(0勝3敗)。
この上位4チームには、現在の日本代表候補選手も、その大半が所属している。セミファイナルの結果を見てもわかるように、Vリーグは全体的に実力が接近している。上位のチームが下位のチームと対戦する試合でも、上位のチームが簡単に得点して大差で勝つことはほとんどない。レギュラーシーズン1位の久光製薬でも全28試合(23勝5敗)で失ったセットが28セットもあった。