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W杯優勝国は「すでに決まっている」!
波乱の歴史が教える6つの『法則』。 

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北條聡

北條聡Satoshi Hojo

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posted2014/04/14 10:40

W杯優勝国は「すでに決まっている」!波乱の歴史が教える6つの『法則』。<Number Web> photograph by AP/AFLO

昨年度、自身2度目のバロンドールを獲得したクリスティアーノ・ロナウド。しかし過去に、W杯前年度にバロンドールを受賞してW杯で優勝を手にした者は一人としていない……。

2013年受賞者、C・ロナウドの命運は……?

 前述したクライフをはじめ、1ゴールも奪えずに大会を去ることになったファンバステン、ブラジルとの決勝におけるPK戦で痛恨のキックミスに泣いたR・バッジオ、そしてフランスとの決勝直前にナゾの発作に倒れたロナウド――。ちなみにロナウドは「呪い」を回避した2002年日韓ワールドカップで優勝と得点王の二冠を手にすることになるわけだ。この何とも奇妙な明と暗に「道理」の入り込む余地は少ないだろう。この「呪い」は半世紀以上が経過してもなお解かれてないのである。これが単なる偶然ではなく、必然の仕業だとすれば――。

2013年 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル→2014年大会=?)

 祖国の英雄エウゼビオの伝説を越えつつあるC・ロナウドとポルトガルの運命もすでに「決まっている」のかもしれない。ポルトガル史上初のファイナル進出は可能でも、たどり着けるのはそこまでだろう。こうして伏兵ポルトガルが早くも「消える」わけだ。これで残り31カ国。次なる『法則』によってふるいにかけられるのは、果たして、どの国か――。(という体で『つづく』)

<第2回はこちらからどうぞ>

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