フィギュアスケート、氷上の華BACK NUMBER
五輪史上初、フィギュア団体戦開始!
表彰台への鍵は羽生と浅田のリード。
text by
田村明子Akiko Tamura
photograph byYusuke Nakanishi/AFLO
posted2014/02/06 12:00
多くのメディアが待ち受ける空港に、浅田真央はリラックスした表情で到着。最後の五輪、最高の結末を見せて欲しい。
金メダルを狙う主催国ロシア。
GPファイナルでロシアをくだしたドイツのペア、サフチェンコ&ゾルコーヴィは、団体戦には出場しないでペアの個別戦に集中すると宣言した。
個別戦ではペアの開催がもっとも早く、団体戦ペアフリーが終了したわずか3日後にペアSPが始まる。それでもロシアは現世界チャンピオンのペア、ヴォロサザール&トランコフを出してきたところに、主催国として金メダルへの意気込みが感じられる。
予想ではおそらく男子とペアではカナダ、ロシアがリードし、女子とアイスダンスで米国が追い上げるという構図になるのではないだろうか。そこにどこまで日本が食い込むことができるかどうか。
男女でトップに立ち、ペアとアイスダンスはノーミスで滑ることができれば、表彰台に食い込むことも不可能ではないだろう。