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コミッショナーを提訴した、
A・ロッドの“言い分”。
~勇退間際、薬物禍の押しつけ?~ 

text by

四竈衛

四竈衛Mamoru Shikama

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photograph byYukihito Taguchi

posted2013/10/23 06:00

コミッショナーを提訴した、A・ロッドの“言い分”。~勇退間際、薬物禍の押しつけ?~<Number Web> photograph by Yukihito Taguchi

セリグ氏(右)と対決するA・ロッド。MLB側は「訴状の内容を強く否定する」とコメント。

 薬物問題で揺れるヤンキースのアレックス・ロドリゲスが、大リーグ機構とコミッショナーのバド・セリグ氏を相手に、ニューヨーク州最高裁判所に訴訟を起こした。8月初旬、機構がフロリダ州のクリニック「バイオジェネシス」を通して薬物疑惑を調査した結果、ロドリゲスは証拠が発見されただけでなく、悪質な捜査妨害を行なったとして211試合の出場停止処分を科せられた。

 ロドリゲス側の主張によると、調査段階で機構側と協力者との間で多額の金銭授受があり、「証拠を不適切に集めようとした」というのが提訴理由だ。公式戦後、第三者を裁定人とした調停が始まった矢先だっただけに、衝撃的な一報だった。

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