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楽天・田中将大はなぜ
連勝記録を更新できたか?
~数字で見る絶対エースの凄み~ 

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鷲田康

鷲田康Yasushi Washida

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photograph byNIKKAN SPORTS

posted2013/09/12 06:01

楽天・田中将大はなぜ連勝記録を更新できたか?~数字で見る絶対エースの凄み~<Number Web> photograph by NIKKAN SPORTS

8月23日のロッテ戦、2死ニ、三塁のピンチで福浦和也を三振に取り雄叫びをあげた。

攻守ともに成熟した野手陣が快投を支える。

 今季の楽天内野陣は一塁に銀次、二塁に藤田一也、遊撃に松井稼頭央、三塁にC・マギーと守備に穴のない布陣が揃った。外野も中堅の聖澤諒を中心に守備範囲の広い選手を揃えている。その結果、チーム総失策数46はリーグ最少。昨年はリーグ3位の79失策だったことを考えると守る力は大幅に向上し、失点もリーグ最少の1試合平均3.74と点をやらない態勢が整ってきている。

 同時に打線も4番のA・ジョーンズ、5番のマギーを軸にリーグ2位の464得点を叩き出し、投打のバランスが整ってきている。簡単に言えば、投打にチームの熟成度が大きく上がったということなのである。

「田中が投げる試合は打線も何とかしようと必死。その気持ちが結果に結びつくようになった」

 こう語るのは星野仙一監督だった。

 絶対エースがいるからチームが熟成されたのか、それともチームの熟成が進んだから、エースが負けなくなったのか――。それはニワトリと卵の関係のような問答だが、いずれにしてもこのチームの熟成度が田中の大記録を支えた。そのことは紛れもない事実と言えるのだろう。

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