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夏の聖地で雄姿を見たい、
東西2人の「特A」野手。
~甲子園を目指す注目の打者~
text by
小関順二Junji Koseki
photograph byNIKKAN SPORTS
posted2013/07/25 06:00
高校通算40本塁打まで迫っている東海大甲府の渡邉諒。ショートの守備にも磨きがかかる。
山梨大会開幕6日前の7月7日、東海大甲府と狭山ヶ丘の練習試合が狭山ヶ丘高グラウンドで行なわれた。東海大甲府の4番打者は、高校ナンバーワン遊撃手の誉れ高い渡邉諒である。
どのくらい前評判が高いかというと、日刊スポーツ紙が甲子園大会出場を争う49代表地区の投打ナンバーワンを紹介した記事の中で山梨県を代表するナンバーワン野手に推したのが渡邉で、その評価欄には「特A」の評価がつけられていた。49地区の中で特A評価は渡邉と森友哉(大阪桐蔭・捕手)の2人だけである。
狭山ヶ丘との練習試合では2試合とも4番・遊撃手でスタメン出場し、第1試合では安打、二塁打、本塁打を放っている。