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じん帯断裂のストラスバーグ。
「トミー・ジョン手術」は大丈夫か?
text by
生島淳Jun Ikushima
photograph byGetty Images
posted2010/09/06 10:30
フォーシームのストレートで普段から150キロ台後半を出し、最速166キロを記録していたストラスバーグ。他にもツーシーム、チェンジアップ、カーブなども使いこなす変化球投手としての一面も持っているという、万能型の好投手である
完全復活して104マイル、105マイルが出たりして!!
ただし、投手としての中身はリハビリによって変わっているかもしれない。
ケガをしないための体づくりをしていくことで、投手そのものが生まれ変わっている場合もあるということだ。それほど、メディカル面での進化は驚くべきものがあるのだ。
ストラスバーグは、来年のスプリングトレーニングの時期にはすでにボールを握ってのトレーニングをスタートさせているはず。“球界の至宝”とまで呼ばれているだけに、完全復活を祈りたいが……リハビリを終えてもっと球速がアップしていたらどうしよう!
104マイルとか、105マイルとか出たりして!!
トミー・ジョン手術を経て、ストラスバーグがどう変身するのか、楽しみに待つことにしよう。