清原和博の名言
俺な、長生きしようと思ったことは一回もない。プロに入った時から、太く、短く、と思ってやってきた。いつ死んでもええと思ってるし、あと何年やりたいとかも思ってない。
清原和博(プロ野球)
2013/06/03
巨人時代の清原には常に怪我がつきまとっていた。肉体改造に着手し、パワーを手に入れた代償に太ももを痛めてしまう。2003年シーズンはキャンプからリハビリを続け、開幕には間に合わなかった。「俺は特攻隊やから。片道燃料だけ積んで、ガーッと行きたいタイプ。それが今は、周りから『無理するな、無理するな』と言われて、無事に帰ってきましたよ~とヘロヘロ帰還する。その方が俺にとってはつらい」。完全燃焼できない自分の不甲斐なさに、清原は苛立っていた。
Number577号(2003/05/29)