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日本サッカーの勤勉と
アメリカサッカーの勇気。
~環太平洋選手権の設立を!~ 

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芝山幹郎

芝山幹郎Mikio Shibayama

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posted2010/07/03 08:00

日本サッカーの勤勉とアメリカサッカーの勇気。~環太平洋選手権の設立を!~<Number Web> photograph by Getty Images

1-2でガーナに敗れ、惜しくもベスト8進出を逃したが、明るい未来を感じさせたアメ リカ代表

ユーロのように環太平洋諸国の選手権があると面白い!

 欧州には4年に1度のユーロがある。南米選手権も戦いは激しい。一方、アジアカップや北中米カリブ海選手権の国際的評価はけっして高くない。だが今回のワールドカップでも、ベスト16のうち4カ国までは、アジアと北中米カリブ海の代表なのだ。

 これは好機だ。WBCをお手本にしろというわけではないが、日本、韓国、中国、北朝鮮の東アジア諸国にアメリカとメキシコ、さらにはオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ホンジュラス、コスタリカなどを加えて(場合によっては、東南アジア諸国や中東諸国に声をかけてもよい)、2年に1度か4年に1度、ガチンコの選手権を開催することはできないものだろうか。異なるメンタリティの衝突という特性もふくめて、スポンサー主導の花相撲的カップ戦などに比べれば、こちらははるかに実のあるものとなるはずだ。

 頼むぞ、協会。

 欧州と南米の二極が突出する状況はそう簡単に変わらないだろうが、環太平洋諸国のサッカーが第三の極として台頭する事態を想像するのは、けっしてつまらなくないと思う。

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