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長友、内田らに続くサイドバックは誰?
今季のJリーグで観ておくべき選手達。
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![佐藤俊](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/0/c/-/img_0cd812be14e18dd4291ee39374883b0d99996.jpg)
佐藤俊Shun Sato
photograph byEnrico Calderoni/AFLO SPORT
posted2013/01/31 10:31
![長友、内田らに続くサイドバックは誰?今季のJリーグで観ておくべき選手達。<Number Web> photograph by Enrico Calderoni/AFLO SPORT](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/f/1/700/img_f153d67fc853ff3c1a5c94d36940fab2280775.jpg)
欧州の主要メディアや有名クラブの監督から「世界最高の左サイドバックのひとり」とまで称されるようになった長友。アシュリー・コール、ファビオ・コエントラン、ジョルディ・アルバらと比べられる存在だ。
日本のサイドバックが世界のサイドを制する日も近い!?
世界的にみても、いまだにサイドバックの需要と供給はバランスを欠いたままだ。欧州の有力クラブは優秀なサイドバックを恒常的に探している。こうなってくると、Jリーグで活躍する優秀な中盤や前線の選手がサイドバックに転向し、世界を狙うのも悪くはないアイデアだと思えてくる。簡単ではないが、成功すれば海外で試合に出場し、活躍できるチャンスは広がるのだから――。
今後、長友、内田、さらに酒井高徳、酒井宏たちの活躍が続けば、子供たちや指導者に与える影響はさらに大きくなるだろう。中田英、中村俊に憧れた子供たちによって、日本の中盤が厚くなったように、長友に憧れる子供たちがサイドバックにこだわるようになると、どうなるか。
10年後にはタイプの異なるサイドバックが多数誕生し、日本のサイドが世界のサイドを制するかもしれない。そうして、日本が世界屈指のサイドバック王国になる可能性は十分にある。
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