エメリヤーエンコ・ヒョードルの名言
自分には才能がないことがわかっていたからね。健康を犠牲にしてでも努力するしかなかった。努力していれば、いつか結果が伴うものだと信じていたんですよ。
エメリヤーエンコ・ヒョードル(格闘技)
「柔道を始めた頃の彼は体重が64kgもある肥満児だったけど、練習をスタートしたらすぐに痩せすぎといっていいほどスリムになってしまった。その頃のヒョードルは3人分の食事をとりながら、5人分の練習をしていた」とは、少年時代からヒョードルのトレーナーを務めるウラジミール・ヴォロノフの証言である。少年時代には無理な練習がたたって、何度か体を壊したこともあるというが、ヒョードルはそれも仕方がなかったのだと述懐した。ヒョードルはうまれつきの“皇帝”だったのではなく、血と汗を流して人類最強の男となったのだ。
Number595号(2004/02/05)
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