ロンドン五輪代表、最大の挑戦BACK NUMBER
<五輪代表連続インタビュー#9> DF・山村和也 「とにかく自分のできることを」
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph byAtsushi Hashimoto
posted2012/05/22 10:31
5月18日現在、15位という下位にあえぐ鹿島アントラーズは、失点の多さが気になるところ。「大学とは違う。ひとつのミスが失点につながってくる」と気を引き締める山村和也だが、鹿島のルーキーにかかる責任は大きい。
◆◆ 山村和也を知るための7つの質問 ◆◆
<質問1> もし成り代われるとしたら誰に成りたい?
「ジダンです。あの人のプレーの感覚とか、視野を見てみたい」
<質問2> 欲しいなと思う武器は?
「足が早くなってくれたらいいかな」
<質問3> 自分の性格で直したいところは?
「人見知りなところ。初めてアントラーズに来た時は、一言も話せなかった」
<質問4> 年俸800万円でプレミアリーグ、2億円で中国からオファーが来ました。さぁどうする?
「プレミアです。2億円は魅力ですが、サッカー的にプレミアが面白いんで」
<質問5> 準決勝で、1点リードしている。相手を止めたらイエローカードで、決勝は出場停止になる。止めないと同点ゴールを奪われてしまう。さぁどうする?
「止めます。自分が犠牲になって、決勝はスタンドから応援します」
<質問6> 最近、見た夢は?
「シュート決める夢をみたんですけど……現実は全然入らないですね」
<質問7> 五輪代表には、早婚派が多い。結婚していないチームメイトに一言。
「結婚はいいよ。落ち着くから(笑)」
山村和也(やまむらかずや)
1989年12月2日長崎県生まれ。国見中学、国見高校と進学。代表歴はU-18から。流通経済大学在学時には、アジアカップでA代表に選出。その後も南アW杯のサポートメンバー選出、アジア競技大会では優勝を経験するなど各代表で活躍。2012年に鹿島アントラーズへ入団。186cm/76kg