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スキー・ジャンプ、
ルール大改定の是非。 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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posted2009/10/08 06:00

スキー・ジャンプ、ルール大改定の是非。<Number Web> photograph by AFLO

テストルールで開催中のサマーGP。プラジェラート大会では竹内択の16位が日本勢最高位

 歓迎、戸惑い。スキー・ジャンプでこの夏導入されたテストルールに、選手は多様な反応を見せている。

 板の長さやユニフォームなどで規定が変更されることはあったが、今回は順位付けそのものにかかわる異例のもの。飛ぶときの風向きや強さ、スタートするゲートの位置(風に応じて運営側が選手個々にゲートを指示。従来、選手は全員同じゲートから飛んでいた)を、得点に加減点するのである。その結果、飛んだ距離と順位が直接つながらなくなった。

 これまでも、飛距離と飛型の両方を得点に換算、その合計点で争われていた。とはいえ、空中での乱れや着地での転倒などがなければ、飛距離を目安に順位の見当はついた。だが今回のルールでは、実際に得点が表示されるまで分からない。例えば8月29日のグランプリ(GP)白馬大会の上位3選手の飛距離は、1位の葛西紀明は123.5mと127.5m、2位の湯本史寿は121.5mと126.5m、3位のシモン・アマンが120.5mと136mである。選手が着地した瞬間の観客の反応が、どこか遠慮がちだったのも無理はない。

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