動画・音声

記事を
ブックマークする

【動画】「5区を走ってみたかった」篠原倖太朗と伊藤蒼唯が語った箱根駅伝、大八木スカウト術、出世部屋“珍事件”「…怖くて布団被って寝ました」《駒大OB対談》

2026/07/29
 長距離ランナー同士の対談「Run Deep Talk」、今回は駒澤大学、そして富士通で先輩後輩の関係の篠原倖太朗選手と伊藤蒼唯選手が登場。伊藤選手の入学時に2人が同部屋になったというところから、駒大で大学長距離界トップレベルへと成長していった。深い絆で結ばれた2人が明かす大学時代の競技や寮生活の思い出、お互いが考える長所、そして将来目指していくものーー。鉄板の(?)珍事件エピソードも飛び出し、盛り上がった対談をお楽しみください。<2人のサイン入りチェキもプレゼント。詳細はこちらへ>

 「Run Deep Talk」ではおなじみとなった◯✕札を使って25の質問に答えるコーナーからスタート。はじめは競技に関する質問が続くが、なんと2人の答えは10問目まで完全に一致。「2人を比較してランニングフォームは自分の方がきれいだと思う」の質問に篠原が○、伊藤が×をあげて初めて答えがバラバラになった。

©︎Tomosuke Imai
©︎Tomosuke Imai

 幼少期より陸上をはじめ、小学生の頃から箱根駅伝を見ていたという2人。「駒澤大学を選んだのは、大八木監督がいたからだ」という質問をきっかけに、入学の経緯を聞いてみると、それぞれとても興味深いものだった。

 篠原は高校1年の冬に、千葉県・白子で駒大が行っていた合宿に参加。当時は5000mのタイムは15分台だったが、大八木弘明監督(当時、現・総監督)が篠原の走りを見て、「練習すれば強くなるから、ぜひうちで練習してみようよ」と声をかけてくれた。

 そして高校2年時に、市民ランナーにも人気の富里スイカロードレースで優勝。その時に改めて、高校の陸上部の顧問に、大八木監督から「絶対に篠原を取る」と連絡をくれたという。

「それで確実にもう、この人のところで陸上をやりたいと思いました」

 伊藤もまた高1から声をかけられていたという。当時、出雲工業高校の監督を務めていた加田由和さんは、出雲市陸協の理事も務め、出雲駅伝には第1回から携わっていた。いろいろな大学の監督とも知り合いで、「どの大学にいきたい?」と常々聞かれていた。伊藤が興味を持った中の1つに駒澤大学があった。

 高校生だった伊藤選手は出雲駅伝のあとの記録会、通称「もうひとつの出雲駅伝」に出場。当時の自己ベストが14分54秒だったが、自己ベストには及ばずとも14分台では走った。その直後に、大八木監督から声をかけられた。

©︎Tomosuke Imai
©︎Tomosuke Imai

「『うちの選手はマラソンでも活躍しているから、駒澤でやってみたらどうだ』ということを言われて。高校も最初に声をかけてくださった監督のところに決めていたこともあり、自分のポリシーとして大学も一番最初に声をかけてくれた駒澤に行けば間違いないだろうと思ったんです」

 2人とも、大八木総監督が声をかけた時は決して目立つランナーだったわけではない。しかし2人とも駒澤に入ってから、学生トップレベルのランナーに成長した。大八木総監督のスカウティング力、選手を見抜く力に改めて驚かされるエピソードだった。

「箱根ファンとしては5区は1回ぐらい…」

「箱根駅伝でここを走ってみたかった」という質問には、篠原選手は「5区、6区、9区」と驚きの回答。5区は意外すぎる回答だったが、「シンプルに箱根駅伝ファンとして、1回ぐらい5区はやってみたかったなとは思いますね」。では大学4年生の時だったら「どれぐらいで走れたと思う?」という質問にはどう答えたのか。動画インタビューでご確認ください。

©︎Tomosuke Imai
©︎Tomosuke Imai

 伊藤選手はずっと「6区を走りたい」と思っていたと言い、希望通りに、1、3、4年と出走した大会ではすべて6区を走っている。そんな自らをオールマイティな選手と認識する伊藤選手からはまさかの答えが。

「今年はチーム状況が良くなかったので、勝手に自分が思っている区間を言えば、2区、3区、4区、6区、7区、9区、10区です。単純に、人の多いところを走ってみたいな、と」

 朝の箱根山中を駆け抜けていく6区はラストの3km以外は、無人の場所もちらほらあり、沿道の観客は少なめだ。

「走り終わって大手町に車で移動する時、テレビの中継を見ているんですけど、半分は『走っている選手頑張れ』、もう半分は『人が多いところを走ってうらやましい、いいな』と(苦笑)」

「出世部屋」で過ごした2人、真夜中に起きた事件!

 篠原選手と伊藤選手は、伊藤選手が入学した時に同じ部屋だったという仲。

「入寮する前にLINEで部屋割りが送られてきて、自分のところを見たら『篠原倖太朗』と名前が書いてあって、やばいところに入るなと思って(笑)。1年目から結果を出している選手のところに、全然結果も出てない自分がいきなりポンッて入って、うまく1年間やっていけるのかという不安がありました」

 そう話す伊藤選手だが、篠原選手から見た伊藤選手の印象は…? ぜひ動画で確認してもらいたい。

©︎Tomosuke Imai
©︎Tomosuke Imai

 動画内では他にも、以下のようなトピックを話している。

  • それぞれが駅伝で一番「すごい」と思ったレースは?
  • 初ニューイヤーで区間新記録!篠原選手が感じた「箱根駅伝との違い」
  • 伊藤選手が富士通を選んだのは「篠原さんがいたから」
  • ゾーンに入ると「記憶がない」(篠原)、「歓声がはっきり聞こえる」(伊藤)
  • 篠原選手のターニングポイント「出雲前、出雲後」の理由とは
  • 伊藤選手から見た同級生・佐藤圭汰の存在の大きさ
  • 「出世部屋」で起きた真夜中の事件!!「…怖くて布団被って寝ました」

 篠原選手の「嫌いな食べ物」に一同驚いたり、競技のことだけではない2人の人柄も見える対談となった。話題満載の71分、ぜひじっくりとご覧ください。

 なお対談後にお互いを撮影したものと2ショットをセットにしたサイン入りチェキをNumberPREMIER会員にプレゼント。こちらのページからご応募ください。(収録:2026年7月3日)

 

※視聴するには「NumberPREMIER」の会員になる必要があります。配信画面はログインするとページ上部に表示されます。

◆出演者プロフィール

篠原倖太朗 Kotaro Shinohara

2002年9月3日生まれ、千葉県出身。富里高校から駒澤大学に進み、1年時からレギュラーとして活躍。3大駅伝で区間賞を3回獲得し、4年時はキャプテンを務めた。富士通入社1年目の2026年ニューイヤー駅伝3区で区間新記録を樹立。5000m、ハーフマラソンの日本学生記録保持者。

伊藤蒼唯 Aoi Ito

2004年1月12日生まれ、島根県出身。出雲工業高校から駒澤大学に進み、3大駅伝デビューとなった1年時の箱根駅伝6区で区間賞を獲得。3年、4年時も6区を走った。4年時の全日本大学駅伝5区で区間新記録を樹立し、MVPを獲得。2026年4月、富士通入社。

 

特製トートバッグ付き!

「雑誌+年額プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Tomosuke Imai

0

0

0

このシリーズの動画を見る

もっと見る
関連
記事