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【動画】「大翔さんが泣くのを見ちゃって…」山本歩夢と中西大翔が語る箱根駅伝の後悔と“トラック最強”旭化成「ニューイヤーで襷をつなぎたい」《國學院大OB対談》

2026/06/04
 長距離ランナー同士の対談「Run Deep Talk」、今回は國學院大学・旭化成で先輩後輩の関係の中西大翔選手と山本歩夢選手が登場。大学時代、寮でも同部屋だったという2人はなんでも話し合える、仲良しコンビ。國學院大が駅伝常連校から、強豪校へと脱皮するタイミングでともに戦った2人に、改めて前田康弘監督や平林清澄選手らとのエピソード、精鋭が揃う旭化成のチーム力、そして自身の今後についてじっくりと語ってもらった。<2人のサイン入りチェキもプレゼント。詳細はこちらへ>

 まずは「Run Deep Talk」恒例の、◯✕札を使って25の質問に答えるコーナーからスタート。競技に関する質問については答えが一致することが多かったが、私生活に関する質問ではバラバラの回答になり、それぞれの個性を感じさせた。

 意外だったのは「ヘアスタイルや服装などにこだわりがある」の質問に、中西選手が✕をあげたこと。普段から古着屋めぐりをよくしており、今回の山本選手のシャツも中西選手が選んだものだったとのこと。山本選手からも「こだわりあるのかなって思いましたけど」と早速ツッコミが入った。

 中西選手、山本選手ともに箱根駅伝を昔から見ており、大会そのものにあこがれがあった。双子の兄・唯翔さん(現・NTT ExCパートナーグループ)とは、金沢龍谷高校で2人だけで練習。「大学は別々のところに行きたいと思っていた」と明かすと、山本選手は「そうなんですか!?」とびっくり。中西選手は「(2人の)仲が悪かったんです」と笑わせた。

寮も同じ2人。いつも話している延長がたいだんになっただけ…と山本選手 ©️Tomosuke Imai
寮も同じ2人。いつも話している延長がたいだんになっただけ…と山本選手 ©️Tomosuke Imai

 2人とも1年時から3大駅伝で活躍していたが、山本選手は3年の時、中西選手は主将だった4年の時に箱根駅伝を走れていない。特に中西選手はキャプテンだった4年時、レースは必ず外さない、というほどの強さを見せていた。しかし箱根直前にアキレス腱を痛めてしまい、12月31日に前田監督に「他の選手を使ってください」と自ら申告したという。

 その日のことを山本選手もよく覚えている、と話す。中西選手が泣きながら寮に帰ってきた様子を、目撃していたのだ。

「朝、僕と平林(清澄、現・ロジスティード)は見ちゃったんですよ。それで大翔さん、ダメなんだと思って…。それで2人で話し合って、俺たちがやるしかないな、と。チーム全体も『大翔さんのために」とまとまったと思います」

強豪・旭化成で一番練習が強いのは…

 山本選手が進路を決める上で、中西選手が旭化成にいたことは大きな要素の一つとなった。日本でもトップレベルの選手が揃うチームで、「練習で一番強いのは誰ですか?」と聞いてみると、2人とも口を揃えて「大六野(秀畝)さん」との答え。取材する側としてはかなり意外な答えだった。

 山本選手は旭化成の東京拠点で最年少ということもあり、先輩たちに積極的にいろんなことを教えてもらっているいい、「旭化成には優しい人しかいないです」と断言。強い選手たちに囲まれ、刺激をもらえる毎日が本当に楽しい、といきいきとした表情で話してくれた。しかし、あこがれや目標とする選手がいるか、との質問には「✕」。「そういった強い選手たちに勝ちたい、と思っているので」と、強い意志ものぞかせた。

©️Tomosuke Imai
©️Tomosuke Imai

「明らかに『変わった』『成長した』と思えるターニングポイントがある」という質問には、2人とも◯。それぞれの背景もとても面白かった。

 山本選手は福岡県の強豪、自由が丘高校に入り、練習を積んだことを挙げた。入学当初は1500mの選手だった山本選手。高2ではインターハイにも出場し、チームは都大路に初出場で8位入賞。

「高校に入っていっきにレベルが上がって、どんどん僕は足が速くなって。高1、高2、高3とずっと速くなるにつれて、『本当に箱根駅伝出られるんじゃない?』と自分でも思えるようになりました。その1年で全国を経験できたことが、本当に大きかったと思います」

 対して中西選手は、國學院大学に入った時のことをターニングポイントとして挙げた。金沢龍谷高校時代、陸上部の部員は5人。

「400m5本、1000m3本、裸足で芝生ジョグしかやっていませんでした。顧問の先生も『俺は日本一練習時間が短い』と言っているような方で」

 強豪校とはかけ離れた練習だったが、高校2年時には5000mで14分05秒72をマーク。高校3年では5000mでインターハイ決勝進出、世界クロスカントリー選手権の日本代表にも選出された。山本選手は「こっちは必死に2部練をやってようやく記録を出したのに…」と中西選手の素質に脱帽。そんな中西選手は、國學院大学に入って練習で苦労したと話す。その理由は…ぜひ動画でご覧いただきたい。

©️Tomosuke Imai
©️Tomosuke Imai

山本にとって「平林清澄」はどんな存在か?

 動画ではほかにも、以下のようなテーマで話をしてもらっている。

  • 辛くて辞めたい時に手を差し伸べてくれた「師匠」
  • スカウト時に前田監督からかけられた言葉とは?
    國學院大学は「今すぐ箱根駅伝で優勝できる」理由
    4年時の中西大翔は「箱根以外は全部がゾーンに入っていた」
    「熱い男」「言葉の力がすごい」平林清澄との爆笑の思い出
    中西大翔・唯翔と、山本・平林はそれぞれ寮が同部屋だった
    寮の部屋で珍事件!?日曜の朝に…
  • 「好き嫌いが多すぎる」のはどちら?
    将来的にやってみたいのは「地域の子供達に陸上を教えること」

 山本選手が大学に入学した時からの深い縁がある2人。柔らかい独特の雰囲気で話してくれるエピソードに、ついつい引き込まれてしまった。1時間7分、充実の対談をぜひお楽しみに。

 なお対談後にお互いを撮影したものと2ショットをセットにしたサイン入りチェキをNumberPREMIER会員にプレゼント。こちらのページからご応募ください。(収録:2026年5月25日)

※視聴するには「NumberPREMIER」の会員になる必要があります。配信画面はログインするとページ上部に表示されます。

◆出演者プロフィール

中西大翔 Taiga Nakanishi

2000年5月27日生まれ、石川県出身。双子の兄・唯翔とともに金沢龍谷高校から國學院大学に進み、1年の出雲駅伝から駅伝メンバーに選ばれ主力としてコンスタントに活躍。4年時には主将を務めチームをけん引した。2023年旭化成入社。

山本歩夢 Ayumu Yamamoto

2002年6月24日生まれ、福岡県出身。自由が丘高校から國學院大学に進み、大学1年次にハーフマラソンで60分43秒をマーク。3大駅伝で活躍し、4年時の全日本大学駅伝では6区で区間新記録をマークし、MVPを獲得した。2025年旭化成入社。

 

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photograph by Tomosuke Imai

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