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「彼は最後の一滴まで絞り出すようなプレーをしていた」今季限りで引退表明のクリス・ポールが優勝と無縁でも“勝者”と評される理由とは《NBA》

通算アシスト数と通算スティール数では歴代2位を記録
※本記事は2025年12月4日発売の「Sports Graphic Number」に掲載されたものです。クリッパーズは12月4日(現地時間3日)にクリス・ポールの放出を明らかにしました。

 クリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)が現地時間11月22日朝、故郷ノースカロライナでの遠征試合を前に、今季限りでの引退を発表した。

 決してサプライズではない。NBA21シーズン目の40歳で、引退間近なことは明らかだった。夏に、家族が住むLAにある古巣クリッパーズと契約したときには「引退かクリッパーズに戻るかの選択だった」と明かしてもいた。

 オールスターに12回選ばれ、アシスト王やスティール王にも何度も輝き、2021年に発表されたNBA75周年の歴代トップ75にも選ばれたスーパースターだが、決して身体的に恵まれていたわけではない。NBAの中では小柄な183cmの身体で戦うために毎日手を抜かず、入念に準備することで、結果を出してきた。

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photograph by Getty Images

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