記事を
ブックマークする
【動画】「箱根駅伝で優勝するチームには…」山口竣平が佐久長聖時代から抱く“襷への意志”と後輩への思い「琉胤と哲は伸び伸びやってます」《徹底解剖:早稲田大学2025③》
大学駅伝に挑む選手を動画でインタビューする連載「徹底解剖」に早稲田大学・山口竣平選手(2年)が登場。今季のトラックシーズンは5000mで自己記録を更新し、日本選手権にも出場するなど一段成長した姿を見せています。"箱根駅伝で勝ちたい"という強い思いを持つ山口選手に、チームにおける自身の役割などをじっくり聞きました。
NumberPREMIERでは今季の早稲田大学を大特集。公開されている花田勝彦監督、工藤慎作選手に加えて、鈴木琉胤(1年)、佐々木哲(1年)の動画インタビューも近日中に公開します。
「日本選手権で戦えなかったことがすごく悔しい。自分ってこんなに通用しないんだ、みたいな気持ちが大きかったです」
前回の箱根駅伝で3区を任された山口竣平選手は、1年生ながら堂々とした走りを見せました。区間3位と快走し、11位で受けた臙脂のタスキを一気に5位まで浮上させる「6人抜き」の活躍でした。

そして、2年生になった今季はトラックシーズンから躍動。4月の織田記念陸上では5000mで13分32秒53の自己ベストをマークし、日本選手権の参加資格もクリアしました。5月の関東インカレでも8位入賞。主力としての自覚も備わり、安定した活躍を見せています。
しかし、初めて出場した日本選手権では予選敗退に終わり、日本のトップランナーとの力の差を痛感しまたことへの率直な思いが、冒頭のコメントです。それでも、この敗戦を成長の糧にし、下を向くことなく駅伝シーズンの活躍を誓ってくれました。
「『通用しない』は僕にとっての伸びしろ。この悔しさをバネに三大駅伝を駆け抜けていこうかなと思います」

今年に入って、山口竣平選手はたびたび駅伝への熱い思いを口にしてきました。高校駅伝の強豪、長野・佐久長聖高出身。高校3年生の時には日本一になった経験もあるだけに「駅伝で勝ちたい」という強い思いから、時には厳しい言葉をチームメイトに向けることもあったようです。
それはもちろん自分自身に対しても。日本選手権のレース後には、こんな言葉を口にしていました。
「今年はもう(箱根駅伝の)2区を走ると決めているんで」
早稲田大学の2区は、過去2年は山口智規選手が務めてきましたが、山口竣平選手は覚悟を持って"花の2区"を志願するつもりです。今回のインタビューでは、その真意に迫りました。
佐久長聖と八千代松陰。出身校によるキャラクターの違いは?
動画では、以下のようなトピックについても触れています。
- 8月のフランス遠征「CHOJO CAMP EUROPE」での驚きは?
- 前半戦の振り返り。日本選手権で戦えなかった悔しさ
- 2人のスーパールーキーについて
- 佐久長聖と八千代松陰。出身校によるキャラクターの違い
- 箱根駅伝総合優勝へ足りないもの
- 山口智規駅伝主将の「変化」とは?
- 箱根駅伝で「2区」を走る覚悟
山口竣平選手の発言を文字にすると、ものすごくストイックな性格のようにも思えますが、実際はメリハリを大事にし、周囲を明るくするオープンな性格。そんな素顔にも迫りました。(8月18日取材)
※動画配信画面は、NumberPREMIERにご入会いただき、ログインすると本ページ上部に表示されます。
プラン紹介
「雑誌+年額プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
「雑誌+年額プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています
このシリーズの動画を見る
記事


