
今回は4月28日に開催され、大盛況のうちに終わった宇野昌磨さんのトークショー「氷上をクリエイトする」から、当日のこぼれ話、宇野さんと話してみて感じたことなどについて、野口さんにたっぷりと語ってもらいました。
「本当に熱気がすごかったですね。宇野さんが入場したときの『キャー!』という歓声で何も聞こえなくなって…(笑)。嬉しい反面、『この圧の中でやるのか』と思っていたら、トークが始まった瞬間に歓声がピタッと止みました。会場のみなさんも一緒に作ってくださっている感じがありました」
発売するやいなや、トークショーのチケットは完売。熱いファンの方たちに集まっていただき、トークショーはスタートしました。今までも宇野さんはたびたびトークショーへの出演はあったものの、今回のように客席との距離も近くギュッと密になった空間には圧倒された様子。それでも話し始めると、次々に言葉があふれだして止まりません。
「自分のことを語るときの言葉の幅が広がりましたね。話も滑らかに次々と出てきて、質問をはさみたいのに言葉が止まらないんです(笑)」

実はこのトークショーにあたっては、宇野さんと野口さんの打ち合わせは直前の5分だけだったそう。ざっくりとした大きいテーマを伝えて始まっただけ…それが信じられないほどの充実ぶりでした!
トークのテーマはまず、3月に行われた世界選手権について。ここでも話が止まらず、野口さんは「本当はネイサン・チェンの話も聞きたかったんですが時間オーバーでした」。過去のPodcastでも話題にした佐藤駿選手のアドバイスについても、宇野さんから新たな事実も明かされました。
「現役時代は『勝ちに行く』という気持ちを持たない主義だと話していた宇野さんですが、それも彼の中での手法だったのだなと感じさせられました。本番で緊張してうまく力を出せないという人がほとんどなので、ことさら彼の言葉は響くのではないかと感じます。ここはもっと掘り下げてみたいですね」と、引退した今だからこそ明かされていく宇野さんの思考に、野口さんも興味津々でした。
そしてトークショーの題名「氷上をクリエイトする」のメインテーマ、宇野さんのプロデュースするアイスショー『Ice Brave』についての話になると、宇野さんはさらに今までとは違う、「人を引っ張って先頭に立っていく」座長としての姿を見せました。“プロデューサー・宇野昌磨”としての顔に、野口さんも「完全に人が変わったという感じですね」と話します。

「トークショーのあとにも、『みんなに見られているではなく、見せる、と変わらなければいけない』ということも言っていました。スケーターから社会人になって、考え方が180度変わっているんだなと驚かされました。『出演するみんなにどうやって話しかければいいだろう』ということも話していて、普通の人の悩みを宇野さんが持っている!と(笑)」
話題はほかにも
- 世界チャンピオンへの道筋、今だから振り返ると
- みんなが持っている「先入観」と彼とのギャップ
- あれは良かった!最高の質問とは
- 表現力を磨く、新たなステージへ
- トークショーも第二弾やりたい!
などなど、多岐にわたりました。
引退して新たな魅力を放ち始めた宇野昌磨さん。これからも目がはなせません!トークショーのアーカイブと合わせてお楽しみください。(5月15日収録)
※ポッドキャストをお聴きいただけるのはNumberPREMIER会員限定で、このページ下部でご視聴いただけます。
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