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《インタビュー》シェーファー アヴィ幸樹が語る移籍舞台裏と“尖った布陣”「ダンは本当に心をくすぐるのが上手い」【仙台89ERS】

《発売中のNumberPLUS「B.LEAGUE 2026-27 OFFICIAL GUIDEBOOK」より、[仙台89ERS]シェーファー アヴィ幸樹「もう一度挑戦しよう」を特別に公開します。》

 2025年11月上旬、仙台は三河に連敗を喫した。1戦目は29点差の大敗だった。

 そのときに仙台のキャプテン渡辺翔太が語ったことが強く印象に残っている。

 この2つのチームには戦術面で多くの共通点がある。仙台が、三河のアシスタントコーチだったダン・タシュニーをヘッドコーチに招聘していたからだ。ただしライアン・リッチマンがHCに就任して3季目の三河と、タシュニー体制初年度の仙台では完成度に差がある。現段階では勝てる気がしなかったが、このまま成熟すればCS常連となった三河のようなチームになれる、という自信はついた――渡辺の発言をかいつまんで伝えると、今季、三河から仙台に移籍したシェーファーは大きく頷いた。

「対戦した僕たちも全く同じことを思っていました。負ける気がしなかったです」

 シェーファーによれば、リッチマンとタシュニーの関係は肩書を超えて対等だったらしい。三河のバスケットボールはふたりで作り上げた。シェーファーはそう認識している。

「僕はふたりのバスケットボールを3年間やってきたので、ある意味で仙台の選手たちより仙台のバスケットボールを知っていると言えるかもしれません」

 シェーファーはニヤリと笑いながら言った。

 冗談めかしてはいたものの、半分は本気だったはずだ。それほどシェーファーはこの3年間で貴重な経験を得ていた。

前十字靭帯断裂とリハビリの日々

 実はリッチマン体制初年度の大半をシェーファーはベンチで過ごしている。前十字靭帯断裂の大怪我から復帰を目指してリハビリしていたからだ。

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photograph by Sohei Oshiba

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