カープに育てられ、球界を代表する打者となった2人。内側からも外側からもカープを見つめてきた男たちがそれぞれの立場、視点から考えた、黄金期到来の理由とは。(Number982号掲載)
昨季まで阪神の監督としてカープと熱戦を繰り広げてきた金本知憲と、3連覇を支えて現役を引退した新井貴浩。カープに育てられ、タイガースに移籍した経験を共有する2人が、カープの強さの秘訣について初めて語り合った。
新井 金本さんは去年まで阪神の監督としてカープと対戦されてたわけですけど、今のカープの強さってどういうところにあると思いますか?
金本 やっぱり打線がいいよね。昨季まで3番を打っていた丸(佳浩)、菊池(涼介)、田中(広輔)、(鈴木)誠也、會澤(翼)……打線の軸になっているのがちょうど伸び盛りや絶頂期の選手たち。そこに2015年にお前が帰ってきたことで、体力も技術も経験も、すべてが噛み合ってる印象だったな。
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photograph by Naohiro Kurashina