戦いに向かう極限の状態の中で選手を鼓舞する音楽は、ボクシングの入場シーンに必要不可欠な存在だ。数多くのアスリートから支持を受けるヒップホップ界のカリスマが入場曲を熱く語る。(原題:[音で楽しむボクシング]AK-69「入場曲は心のセコンド」)
戦いに挑む選手たちがリングに向かう際に流れる入場曲は彼らの背中を後押しするだけでなく、観客の胸を高鳴らせる役割も担う。その中でも井岡一翔や井上拓真ら複数の世界王者から支持され、入場曲として使用されているのが、ヒップホップ・アーティスト、AK-69の楽曲だ。
十数年来の友人である井岡とは大阪の行きつけの店が同じだったことから縁がつながり、徐々に親交を深めていったという。
「使命感を持って自分の運命を突き進んでいる感じがカッコよかったですね。根性論ではなく、ロジカルな努力の方法を学んで実践するところが徹底されていて、そこが自分と似ているなと感じましたし、だからお互いにひかれあったんだと思います」
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photograph by Flying B Entertainment Inc.